趣味備忘録

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ハセガワ 1/48 F-4EJ改 黒オジロ 製作記 その6

こんにちは。

黒オジロ製作の6回目です。

全てのパーツが仕上がりましたので接着です。

仕上がったパーツを並べて接着する時間がプラモデル製作の中で一番楽しいですね。

接着作業だけだと書くことが無いのでちょっとだけ細かい話を。

まずはエンジンノズルです。

実機だとノズル先端がシルバーになっています。(写真は後程追加します)

筆やエアブラシでシルバーを塗ると主張が激しすぎるので、綿棒でタミヤエナメルのチタンシルバーを塗ります。

言われきゃわからないレベルですが何もしないよりはマシだと思います。

組む前から気になっていたのですが、ハセガワのF-4はアレスティングフックの重厚感が足りません。のっぺりしてて華奢なんです。

パテを盛ってからモールドを掘れば完璧なんでしょうが、工具を持ってないので今回は待ち針でリベット跡をつけてみましたが…

少しはマシになったかもしれませんが改善の余地大ですね。

ファントムのキットをまだまだたくさん積んでますので、次以降の課題ですね。

(自分用メモ 積プラ)

・1/48 302sq 白オジロ

・1/72 301sq 黄カエル

・1/72 501sq RF-4E 森林

・1/72 501sq RF-4EJ

・1/72 飛実団 F-4EJ 301号機 

・1/72 8sq F-4EJ改 洋上迷彩

デカールが劣化する前に完成させたいものです。

 

写真はありませんが主脚など316番ホワイトで塗装したパーツのウェザリングタミヤの墨入れカラーのライトグレーで適度に汚しています。

機体はスペシャルマーキングだしあまり汚れてなさそうということと、機体色が黒だとウェザリングしても目立たないのでしていません。

 

おまけ

写真はF-15Jの主脚ですが、機体によって汚れ具合が大きく違うことがわかります。

どこまでウェザリングするかは好みだと思いますが参考になれば幸いです。

 

今回はここまで。次回は完成写真になると思います。

ハセガワ 1/48 F-4EJ改 黒オジロ 製作記 その5

こんにちは。

黒オジロ製作の5回目です。

細部の修正をしてから、艶消:艶有=4:6くらいで調色したクレオスのUVカットクリアーを塗装します。

レドームは艶を残しておきたいのでマスキングをし、エンジンノズル周辺もある程度は艶を残しておきたいのであまり塗料を吹きかけないようにします。

クリアーを乾燥させている間小物を仕上げます。

 

主脚のタイヤは説明書だと316番ホワイトしか指示が無かったと思いますが、写真のように中央はガンメタっぽい色ですので注意です。

私はマスキングの手間を省くため、タミヤエナメルのフラットブラックとチタンシルバーを混ぜてガンメタっぽくしたものを筆塗りしました。

なお、主脚含め316番ホワイトで塗装したパーツは軽めに半艶UVカットクリアーを吹いています。艶を少しだけ落としウェザリングをしやすくするのが目的です。

 

パイロンのランチャーは説明書だとセミグロスブラック指定ですが、実機の写真からは316番ホワイトであることがわかります。

パイロンだけ金型が古く、凸モールドで形状も実機と結構違いますが今回はそのまま組んでいます。

飛行機プラモの出来栄えを左右する?キャノピーの塗装です。

1/48ですのでシーリングも塗装で再現しようと思います。

実機を間近で見てみると、世に出ているファントムの作例のシーリングは間違いが多いことがわかります。

ワンピースキャノピーの方が作業は楽かもしれませんが、実機も意外にキャノピーのチリがあってないので(用廃機だからかな?)、バラバラのキャノピーの方がリアルかもしれませんね。

シーリングの色はタミヤラッカーの白サフに黄橙色を少しだけ混ぜたものです。

デカールを貼ってから再度マスキングをして半艶クリアーを吹きます。

クリアーを吹いたことで塗分け境界もマイルドになって良い感じです。

キャノピー正面はクレオスのスーパークリアーIIIにガイアノーツの蛍光ブルーグリーンを混ぜたものを裏側から塗っています。

 

キャノピーはマスキングが面倒でちょっと放置気味でしたが、綺麗に仕上がって良かったです。

今回はここまで。

ハセガワ 1/48 F-4EJ改 黒オジロ 製作記 その4

こんにちは。

黒オジロ製作の4回目です。

機体の塗装を終えましたのでデカールを貼っていきます。

機体の色を指定のセミグロスブラックではなく、艶有のGXウイノーブラックにしたのはデカールのシルバリングを防止するためです。

デカールの接着にはクレオスのマークセッターとマークソフターを併用します。

どのデカールも基本的にはマークセッターのみで充分ですが、曲がりがきつい箇所やシルバリングする箇所に使用します。

 

また、マークセッターの糊成分が白く残ることがありますが、マークソフターである程度までは落とすことができます。(※リニューアルされた丸瓶タイプのマークセッターでは白い糊成分が残りづらくなっているそうです。)

デカールの状態、貼りやすさはキットの種類や保管状態によって異なります。

簡単に貼れて失敗してもリカバリーできそうな箇所から貼りましょう。

このキット最大の難所は、インテークの赤デカールです。

この箇所は大きいデカール2枚と小さいデカール1枚の3分割になっていますが、マークソフターを使うと普通に破れます。

また、小さいデカール(25と24)の大きさが微妙に大きくて余るので、破れた箇所は25と24の余りを細く切ったもので修正しました。

よって貼る順番は18→17→24(機体右側)がおすすめです。


スペマ機ということもあり、大判デカールは多いですがコーションマークなどの小物デカールは少なめです。

製作途中の写真はちょいちょい塗分けラインを間違っているのであまり参考にしないで下さい(笑)

 

今回はここまで。

ハセガワ 1/48 F-4EJ改 黒オジロ 製作記 その3

こんにちは。

黒オジロ製作の3回目です。

エンジンノズル周辺の塗装です。

説明書だと焼鉄色が指定色になっています。

 

好みの問題だと思いますが、ここはパネルごとに色が変化しており1色だけで塗装するとおもちゃ感が強くなります。

ここではタミヤラッカーのチタンシルバーの上から薄く希釈したクレオスの黒鉄色で表情をつけます。

アフターバーナーが当たるであろう箇所は濃い目に、逆に当たらない水平尾翼周辺は控えめにします。

塗装後に実機を見ましたが、さらにリアルを求めるならしっかりマスキングしてパネルごとに色を変えるのも良いかもしれません。

 

水平尾翼も同様に真ん中は濃く、後ろ側は薄めに黒鉄色を吹いて表情をつけます。(塗分けラインを間違えていますがこの時はまだ気付いていない)

 

備考ですが、このキットは水平尾翼中央にある補強板(三角形のやつ)が裏側だけ省略されています。

私はそのことを忘れてしまい、修正せずにそのまま塗装してしまいましたが、裏側から見ると結構目立ちますし、プラペーパーなどで自作すればよかったと思います。

 

このタイミングで主脚格納部の316番ホワイトを塗ります。

あまり綺麗に塗れていませんが、実機も汚れている場所なので問題ありません。

マスク漏れはクリアー塗装前に修正しています。また、一部パーツは接着強度を高めるため塗装前に接着しています。

 

今回はここまで。マスキングが大変でした。

ハセガワ 1/48 F-4EJ改 黒オジロ 製作記 その2

こんにちは。

黒オジロ製作の2回目です。

主脚周辺の316番ホワイトの塗装です。

一回で塗ればいいんですがコンプレッサーの稼働時間と集中力の観点から厳しいんですよね。

クレオスの327をエアブレーキの内側を塗ります。

下のエアブレーキだけを展開して展示したりタキシングすることはあまり無いと思いますが、模型映えを優先します。

先に塗らなければならない場所はほぼ塗り終えたので、最中構造の胴体を貼り合わせます。

 

数年前に作ったハセガワC帯の72ファントムと比べると、パーツの合いはかなり良いですが、ちょっと手間のかかる作業です。

 

参考になるかわかりませんが、機種のバラストには使えなくなった自転車のチェーンを短く切って使用しています。自転車も趣味の方は参考にしてください(笑)

飛行機の形になるとモチベとテンションアップです。

合わせ目消しで消えたモールドは基本的には復元させてません。

実機だとパネル間の溝なんて近づけば見える程度だし、あんまりモールドの主張が激しいのは個人的に好きじゃないので。

 

表面処理もレドーム以外は軽めに400→800で終了です。

キャノピー周りをマスキングしてクレオスのGXウイノーブラックで機体全体を塗装します。

表面処理の時の傷が少し残っていますが、デカールを貼ってクリアーを吹けば消えるので問題ありません。

 

今回はここまで。

ハセガワ 1/48 F-4EJ改 黒オジロ 製作記 その1

皆様こんにちは。

今回製作していくキットは、

「ハセガワ 1/48 F-4EJ改 スーパーファントム 302SQ ファイナルイヤー2019 ブラックファントム」

となります。ファンの間では”黒オジロ”と呼ばれたスペマ機ですね。数年ぶりのプラモデル製作になります。

元々カーモデルメインでしたので48の飛行機プラモは初めての製作になります。

 

飛行機プラモですのでコックピットから塗装します。基本的には説明書通り塗装してます。


キャノピーを閉めるとあまり見えなくなるので筆塗です。

パイロットの人形は塗装する前に擦り合わせするべきでした… エジェクションシートから浮いてしまってます。

 



セガワのF-4EJ改は実機と違う点が多々あります。

F-4EJ改の特徴であるレドームのライトニングアレスタが再現されてないので伸ばしランナーで再現しました。

実機を見て確認しましたが、ライトニングアレスタは7本あります。

また、説明書の指示通りインテークの内側にクレオスの316番ホワイトを塗装しますが、

通常塗装のF-4EJ改のスプリッターベーンと隣接するパネルは、白ではなく機体色のグレーなのです。

黒オジロの実機を見たことが無いので断言できませんが、おそらく説明書のミスかなと。


今回はここまで。